Stage04-03

 纏わりつく硝煙の血風。響く怒号と、劈く銃声。  合間を縫うように、不安を誘う静寂が一瞬挟まる。  戦場という場所は、激しくもまた不気味な静けさを持った場所だった。 「後退だ後退! 走れ走れ!」  肩に巨大な機関銃を担ぎ、ボロボロの戦闘服で身を包んだ兵士達が駆け抜ける。  足取りは驚くほど速い。まるで子供が自宅の庭を駆…

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